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予防の大切さについて
歯の大事な役割
歯は食べものを噛むことが目的だけではなく、あらゆる役割を持っています。
歯をむし歯や歯周病が原因で失ってから、その大切さに気づく方も多くいます。ご自身の歯を失う前に予防歯科を通じて一生涯噛める歯を一緒に守っていきましょう。
予防歯科の重要性
むし歯や歯周病が起こった場合は、早期発見・早期治療をしないといけません。
しかし状態が進行している場合は最悪抜歯という処置になってしまいます。そういった状況を少なくするためにも今、歯科医院としての考え方は「起きる前に防ぐ」ことを大切にして皆さまにもお伝えしております。
むし歯や歯周病は歯やそれらを支えている骨、多くの場合、治療でも歯を削るなどの処置が必要になります。一度削った歯は、元に戻りません。
そんなダメージの多い治療を重ねることにより、ご自身の歯の寿命が縮まる可能性もあります。全身の健康や歯の健康を守るためにも予防歯科が重要であります。
ご自身の歯があると無いとでは認知症のリスクにも違いが
出典:介護ポストセブン「「口腔ケア」で認知症が改善する理由 認知症専門医が詳しく解説!
認知症と歯の関係については、今までも何かしらの関係があったとされています。
最近の研究では残っている歯の本数と認知症発症リスクの関係で、ご自身の歯が少ない人ほど認知症になりやすい、逆にご自身の歯が残っている高齢者の方は認知症になりにくいことがわかったそうです。
定期検診について
治療がひと段落したら予防歯科へと移行します。歯医者で大事なのは未然に防ぐことなので皆さまに予防歯科の大切さをお伝えしております。
患者さまごとに定期検診の通院期間が変わりますので、不安など思いましたらお気軽にご相談ください。
歯科医院で行うケア
口腔検査
歯や歯ぐきの状態を検査します。患者さまによっては歯周病治療や根管治療の改善具合を確認するためにレントゲンを撮影します。
むし歯や歯周病がある場合は、そのまま治療を行うこともございます。初期の段階で治療をすることによって、ひどくなってから治療をするより歯自体の負担や金銭的負担を大きく軽減できるのも定期検診のメリットです。
歯磨き指導
どうすれば奥まで磨けるか?ちゃんと汚れが落ちる方法など、患者さまに合わせた歯磨き方法を一緒に練習していきます。
さらに、歯磨きで重要なのは歯ブラシ選びです。どんなに歯磨きをしていても歯ブラシが自分のお口に合っておらず、歯や歯ぐきを傷つけてしまったり、磨き残しがあったりと、ますますお口の状態が悪くなってしまう場合があります。
ご自身に合った歯ブラシを選び、定期的に交換するようにしましょう。
スケーリング
ご自身の歯磨きやフロスでは取ることが出来ない固い歯石や届きにくい歯周ポケットの奥など、専用の器具を用いて除去していきます。
歯石は放っておくと、歯周病の原因になります。定期的に取り除き、清潔な口腔内を保ちましょう。
ご自宅で行なっていただくとより効果的なケア
歯磨き
なるべく、歯磨きは毎食後しましょう。
当院でより歯が綺麗になるブラッシング方法をお伝えしております。またご自身に合う歯ブラシをお使いください。
フロスや歯間ブラシ
歯磨き後、歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間に使用してより細かく食べ残しや歯垢を取り除いていきましょう。
マウスウォッシュ
特に就寝前にご使用をおすすめします。
朝起きた際のネバネバなどが改善されてスッキリします。
保護者さまへ
小さなお子さまの歯磨きはどうしても磨き残しがあるので、最後の仕上げ磨きを行なってください。